それでもまだ奇跡の起こっていない人へ

お茶づけ・英語づけの生活は,おそらくまだ続きます。

2018-01-01から1年間の記事一覧

目の前の選択肢に,不満を言わない。

これまでは目の前に起こったことに関して,これから未来をどう変えようか(どうやったら変わるのか)を迷ってきた。 それは,過去にしてきた選択の結果が目の前に現れているのに,今これからする選択肢しか見ていないことでもあった。 今までどんなに選択を…

選択と「よりよい未来」に相関はない

古くからの友人と,誰々が結婚したという話をしていた。その子は「あの人結婚したんだ!」と言った二言目には「あの人あまちゃん(私)と結婚したかったやろうね」と言った。 傍から見て結婚しそうに見えていたところで,私は「その人と結婚しなかったであろ…

複業という働き方を選んだ理由

会社員じゃなくて「お茶」で生きていきたいんだよね? と言われることに違和感があった。上の記事に書いたような理由で「お茶が好き」と言えなかったからだ。 あまりいい茶道教室に出逢えず,そちらの「茶道」にはそそられない。そして「茶道」の世界で働く…

欠点が事態を悪化させるのではなくて。

思考は現実化するというのは本当で,「このことをもう続けたくない」「もううまくやっていきたくない」と思っていれば,百発百中で続かない。「うまくいかないだろうな~」という疑いも,結局思考の一部なので,今のところ百発百中でうまくいかない方が当た…

消えない過去を恨まずに生きるということ。

「え,それ今?」と思う出来事が毎日頻発している。というよりは,何が今の自分に必要なのか,毎日明らかになり続けている。あるものが嫌だと分かれば,少なくとも次の瞬間からは,嫌なものと関わらないように生きることを目指すだろう。 そうやってこの瞬間…

100%好きになるということ(お茶と写真編)

あるものを好きになって,その周りにあるものが好きになれないとき,どうやって対象を100%好きになるのだろう。 修論の研究主題に茶道を選んだのは,「なぜお茶をやっているのか答えられなかったから」だ。「好きだから」と答えられていたら,論文は生まれな…

人を傷つける言葉の対処法,覚書。

人を傷つけるようなことを言って,虚を衝いてやったぞと得意気になっている人たちや,その指摘が間違ってはいないとして「それを言うことで私にどう思わせたいのか」と思う人たちは,少なくなかった。 ただ,それによって私がどんなに嫌な思いをしたとしても…

一人で描く夢は,遅かれ早かれ終わる。

先週note公開した「夢」に関する記事の内容は,大別して以下の3点。 ・才能が無いから叶わないのではなく,人に望まれていないから叶わない。 ・家族や友人以上の,半径数メートルより大きな世界に応援される能力を「才能」と呼ぶ。 ・夢を叶えるのが難しい…

あなたの夢はなぜ叶わないのか。

ある映画を見て,「自分の夢がみんなの夢になったときに,その夢は叶うのだ」と,どこかで聞いた言葉を思い出した。「頑張る」とは大いに孤独で,自分に集中する作業でありながら。 そこで印象的な,自分が勝つためだけにする将棋はもう終わったんだろう,と…

なぜ「茶道が好き」と言えないのか。

茶人100人載ってた1日発売の某雑誌,読みながら本屋で泣いてしまった。買ってから読めばよかった。流派も茶道歴も関係ないって言うなら,なんで全員の名前の横に流派と茶歴を書く必要があるのか。そして弊修論の研究対象の皆さんが,見事に流派を載せてなか…

起こったことを「運命」と名付ける。

上の記事で書いていたのは,自分で判断できない部分まで悩まずに,他人によって決められてしまう部分は外部に委ねてしまおうという「人生の引き受け方(一手法)」だった。 つまり自分にどうにかできる範囲のみ悩むのだ。*1 その都度正しい判断をして起こっ…

選ばれるかどうかは,私が悩むべき問題ではない。

「受かった方に進む」つまり「呼ばれている場所へ行く」。 分岐点で立ち止まったときの大原則は,いつもそれだけだ。 許可がないと進めない学校なり就職先なり(恋愛対象も同様かも)が下すジャッジは,覆そうとしても徒労に終わる。 通常は私側の実力不足の…

「今」は「今」以外の何とも比較できない。

「1年前の自分はいつもダサい」と思っていた。一昨年より去年,去年より今年の方が幸せであり,それが「いいこと」だと考えていた。 1年前の自分を否定して突き放して,毎年別人かのように違うことに取り組んで。割と数ヶ月から数年のスパンで,引っ越しな…

変わっても,変わらなくてもいい。

寝不足になると,粘膜をつくるためのビタミンCが欠乏して鼻血が出やすくなるらしい。 4時過ぎに寝付けたと思ったら6時に起きるという生活が,気づいたら数週間続いている。鼻血が出るのは毎回寝る前なので,止血していてまた寝る時間が遅くなったりするのだ…

「それがあなたです」が褒め言葉であること。

どんな人間関係でも,後から嫌いになることはよくある。 しかし最初から相手の欠点ばかりを見ているのではなく,むしろニュートラルな状態,もしくは好ましく思っている状態から,だいたいの人間関係は始まるのではないか。 そして人間は完璧ではないので,…

桜の楽しみ方を知らないということ。

国が変われば,家の外で酔っ払うことが恥だと考える文化圏もある。桜の下でお酒を飲むのが理解できない(やりたいと思わない)と言ってた人がいて,その人も海外育ちだった。お酒が公然と飲めることに価値を感じるのは,日本人ぐらいということだろうか。 桜…

「私たちは他の人々の人生を生きることはできない」

ずっと「自分の人生しか面白くない」と思って生きてきた。他人の人生を垣間見ても,汎用性も低く,自分の人生に活かすことができないと思っていた。 そんな数年前の自分が,研究対象が同じだった指導教官だけを頼りに大学院を選び,指導教官と同じ研究手法を…

必要なのは「親友枠」という関係性だと思う。

本当の願いは,一人でも多くの親友や相談相手(メンター)を作ることだった。 親友や相談相手というのは,「縁を切られる,こんな自分だと嫌われる」みたいなことを考えずに付き合える人のことだと思っている。つまり従来型の恋人のように「別れる/別れない…

「かっこいいと思えないから,離れて歩きます。」

友人が急にかけてきた眼鏡がどうも私の美的感覚にそぐわず,「その眼鏡,かけててもいいですけど離れて歩きますね」と伝えた。すぐに眼鏡を外してくれたが,その日友人と別れた後,その眼鏡がなくなってしまったらしい。 友人は「もう出てこないと思う…」と…

4年記念日。

2018/01/10 丸4年目の朝。茶道の所作で飲む前に一瞬茶碗を押し頂く(少し上に掲げる)のとこの手の形が好きで,これが私が4年間毎日見てきた景色。2014年1月10日に突然家で点て始めてから,気付いたら今日まで点ててた。https://t.co/9N662a6U1z記念エントリ…