落ち込むタイミングを,逃そう。
何かがうまくいかなくても,次にやるべきことはもう見えていて,何も頑張るべきことが無いなんて状況に陥ったことがなかった。でも足を止めなかったからこそ,また転ぶのだ。
うまくいかなかった時,これで一巻の終わりだと思って泣いて諦めてたらそれで済んだけど,正直どこで泣けばいいのかも分からなかった。落ち込むタイミングを逸し続けたこの1年,進路に関しては愚痴なんてなかった。
うまくいかなかったことも無事に通り過ぎてしまえたということは,思い通りにならなかった出来事があたしに与えた影響なんて,微々たるものだったのだ。
本当に打つ手の無いとき以外は,落ち込むタイミングを積極的に逃そう。うまくいかないこと自体に落ち込むことをやめると,落ち込める瞬間って案外少ない。
七転び八起きなんて言うけれど,本当は気づかない間に,もう7回転んでるかもしれない。
転んだ数なんて数えてる場合じゃない。過去に7回も起き上がってきたのかも分からない。でもまたあと1回,これまでと同じように,起き上がればいい。
茶道部の後輩が買ってきてくれたおせんべいと,お茶碗に寄せて。