選択する前の心の機微
辛いことの後には楽しいことがある
というのと同じような理屈で
幸せになる前には必ず苦労しなきゃいけない
みたいな感覚がある
苦しいものを乗り越えれば幸せが待ってるのは分かるけど
幸せと苦しみって
どっちが必要条件とかいう訳じゃない
焦ってでも幸せになりたくて
苦しむのは間違いでした
この感覚は
幸せになることの罪悪感から来るものでしょう
でも
わざわざ不幸そうにしてみたところで
幸福になってもいい人間になれるんだろうか
罪悪感に襲われるような事態を招いたとき
めっちゃ落ち込んだ後なら許されるのか?
違う
不幸のワンクッションはいらない
*
自分で判断しておきながら
泣いたり暗くなったりするくらいなら
最初からそんな判断はしないような気がする
きっと罪悪感から救われたいだけなんだよ
しんどそうな結論でも
自分のためになると思うから決断を下すわけで
自ら望んでしむけたことに しんどくなるな
*
他人に対してそう思ったからか
自分自身は
現段階ではしんどさをあまり感じてない
それは甘んじてないからか
単にあたしが鈍いからか
どちらにしろ もう何にも戻れない
ただ,あたしが変わっただけ
変わってしまった結果が悪いものなら
また現状を良くしていこうと繰り返すだけの話
人生とは、 。